《FURY 2023 Autumn & Winter Collection》
Concept is 【-zoku NW-】
Title : Contemplation
No.FURY-23AW-JK010 / FD-23AW-JK002
Item name : 【憤 -fˈʌn-】DENIM Kimono Jacke

作品説明 : オリジナルセルビッヂデニム【憤 -fˈʌn-】DENIMを使用した着物型のジャケットになります。

岡山県は井原市にある1935年創業の山足織物合資会社にて縦糸と横糸の調合、打ち込み、耳の形状まで一から機屋と直で話し合いをして創り上げたオリジナルセルビッヂデニム。
旧式力織機で織られたあたたかみと表情豊かな14.5オンスの深みのある生地は創業86年の歴史を感じる至極の一品です。
経糸のインディゴ糸はしっかりと中白なのに通常の2倍の16回ロープ染色を施し深くインディゴ染料を染め上げる事で色落ちの速度を抑制し最高のエイジングを長く楽しめるように設計しております。
後加工はしておらず、いわゆる生機デニムでございます。

裏地にはアルパカウール50/50を使用し極暖仕様となっております。

FURY独自の着物型のパターンは肩幅を大きく取り九部袖で構成される落ち感のシルエットを核に置き、脇下にマチ布を仕込む事で腕の運動量をしっかりと確保した創りがラグジュアリー感を演出する様構成されております。

前身頃にデザインされた脇ポケットは両開きのファスナー玉ポケットを採用し上下に分かれており2段になっております。

脇には1960年代のビンテージバンダナと80gシンサレートを組み合わせた1.5cmの分量をとってある立体Zipポケットを配置しております。

左袖にはFURYオリジナルのファティーグポケットは、全て隠しドットボタンを仕込んだフラップ、マチ仕様による手の入れやすさ、大きく控えたタックによる大容量仕様、そしてユーティリティ感を増す斜めの付け位置に重点を置いたポケットとなっております。

内ポケット口には綿100%の綾テープに広島県最後の横振り刺繍職人《山下忠男》様に横振り刺繍をして頂いた《F.R.Y HOPE》ネームを縫い付けており、
右袖先には《ZNW》の刺繍を横振り刺繍職人《尾崎史奈》 @fumi.fumina 様に描いて頂きました。
（横振り刺繍とは近代のデータ入力型の機械刺繍とは違い職人が絵を描く感覚で下絵を基に横振りミシンを使いこなし書き上げる卓越した技術手法です）

ファスナーは全て☆FURY☆刻印を施したニッケル素材のオリジナル綿テープファスナーを使用。

ファスナー引き手にジビエ鹿レザー、縫製糸は全て綿糸。

生地洗いをして縮率調整をした後、縫製しております。

《One man handcraft》
ディレクター本人がデザイン、裁断、縫製を行なっております。

ストーリー : 日本が育んだデニム文化と日本独自の伝統の融合。
ズッシリと鎧の様に纏う感覚は着れば着るほどあなたと身体にフィットしていきます。
是非ご体感を。

着丈 / Length : 76cm
肩幅 / Shoulder length : 61.5cm
袖丈 / Sleeve length : 52cm
身幅 / Width : 67cm
すそ幅 / Hem : 65cm
袖口 / Cuff : 17.5cm